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2004/10/06

ご近所とのかかわり

・・・突然だが先月末、うちがゴミを出していた集積所が閉鎖となってしまった。

近隣5世帯のゴミを出していいことになっていた集積所が、である。そこはこの5月から始まった集積所で、それまでうちを含めこのあたりの家庭は皆近所の公園の片隅を集積所としてそこにゴミ出しをしていたのだ。実はそこへのゴミ出しがあまりに行儀が悪いので、細かく分けてきちんと管理しようという主旨でその集積所はつくられたのであった。

どうも先月初めあたりからその5世帯以外のだれかが勝手にゴミを置いて行きはじめたのが事の発端のようだ。まあ勝手に置いていったとしてもきちんと分別されていて、ちゃんと収集前に置いていってくれるのなら殊更問題ではなかった。だが、あれよあれよという間に出されるゴミは増え始め、終いにはゴミ収集が終わったというのに出していく輩も出始めた。
そうなると大変である。放置されたゴミはカラスの餌食となり、そのあたりは食い散らかされた生ゴミが散乱する。そのゴミを自動車が踏みつけ、道路にへばり付いたゴミはもはや箒では掃き集めることもできなくなるのだ。
カラスを寄せ付けない為にはずっとカラス避けのネットを掛けて置けばよいのだが、そうすると今度はこの集積所が不法投棄者たちの格好の餌食となってしまう。つまり「この集積所ならいつでも安心してゴミを捨てられます」と看板を掛けてしまうようなものなのだ。

我が集積所はまさにその道を辿ってしまった。
カラスの被害に耐え切れずネットをずっと掛けておいた結果、そこは常にゴミの置いてあるゴミ置き場と化してしまった。不法投棄者はどんどん増えていっているようである。こうなるともうこの集積所を閉鎖するより他に解決策はない。

しかし、この近辺には他にもいっぱい集積所はあるというのに何故うちの集積所だけがこうなってしまったのだろうか。

以前ゴミ出しされていた汚ない公園から極めて近くにあったことや、場所を提供してくれたご家庭が共稼ぎで昼間留守のお宅だったことなどが思い当たるのだが、それ以前に、この集積所の5世帯がお互い顔も良くわからない同士だったことが1番の原因のように私には思われてならない。

例え知らない人がゴミ出ししているところを見かけても、それがメンバーかそうでないのかわからないのでは注意することもできない。そして、このように問題が発生してもついぞ皆でどうするべきか話し合うこともなかったところも問題なのかも。もし最初の不法投棄が出たときにもっと徹底してどうするかを話し合っていたらここまで急速に悪化しなかっただろう。
知らない同士では話し合うのにも音頭をとる人が必要になり、昨今そんな役目を引き受けたがる人はあまりいない。だが顔見知り同士で構成された集積所ならば、「1度会って話し合い」なんて堅苦しいことではなく、顔を合わせたついでに「どうしましょうか・・・」という具合に対策がとれたのではと思ってしまう。


かく言う私もこのゴミ集積所ができたときには「あーぁ、どうしよう、掃除が当番制になったりしたら出勤時間に間に合わなくなるかも・・・」などと思ったのだからえらそうなことは言えないが、都会におけるご近所との付き合いについて深く考えさせられた一件だったなあとつくづく思った次第だ。ご近所づきあいの煩わしさがないのが都会のいい点であると同時に悪い点でもあるといことを、まさに身をもって知ったといったところだろうか。


さて後日談だが、新しい集積所は旧メンバー5軒がさらに細分化して設定された。我が家が出すのはお隣と共同で場所は両家共有の敷地内である。

・・・「お隣さんとぐらいならちゃんと密に付き合えるでしょ」という天からの声が聞こえてきそうな決定に、気を引き締めると同時になにやら気恥ずかしいような気がした私なのでありました・・・。

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