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2005/09/22

「おんなVSをんな」って一体?

 我が家でとっている新聞には土曜版とういものがある。
 一般紙ではなく経済紙であるこの新聞には基本的には女性が好んで読むような記事が少ない(特に朝刊)。
 どうもそれを補うかのようにこの土曜版はあるのか、内容は女性向けの記事でいっぱいだ。
 その中でも私が欠かさず読んでいるコーナーがある。
 その名も「おんなVSをんな」。
 ひとつのテーマについて1週ごとに未婚と既婚の30代働く女性がその目線から自分の意見を述べるというものなのだ。

 テーマは「指輪」「ネイル」というごく身近で可愛らしいものから、「防災」「健康」といったやや真面目な問題、それから「子育て支援」などというそれこそ真っ向から対立ムードが漂いそうなものまでさまざま。
 その歯に衣着せぬ意見の対立の図式に、下賤な言い方だが、「おっ、ケンカか、ケンカか?」という野次馬的興味も手伝い、このコーナーが始まったころは毎週楽しみに読んでいた。

 しかし、である。
 しかし、最近はなんだかその内容にも食傷気味である。
 うーん、何故なのだろうか。

 もちろん、「そうそう、そうなのよ!」という共感を感じる記述だって決して少ないわけではない。
 今まで気付かなかったような新鮮な視点を提供してくれたことも何度かあった。
 でもいつの頃からだろうか、
 この意見の交わし合いが、
 どうも互いに一方通行に飛ばしあっているだけという不毛感を伴うようになってきたのは。
 その姿はあたかも同じ土俵ではなく違う土俵で互いに見えない敵を相手に戦っているかのようなのだ。

 結局、
 そのせめぎ合いとは
 互いに相手の持っているものや状況への羨望、
 そして、その羨望を認めるにはあまりに誇り高い自分という
 自分の中のせめぎ合いが表面に出てきただけなのかも・・・
 だからこそ、
 出口は外にあるのではなく内にあるという事実、
 それがこの論争の閉塞感を生み出しているのかもしれない・・・
 これが、私のこのコーナーへの見方だった。

 しかし、
 私が感じた閉塞感や限界感以外のものをこのコーナーから掴んだ方もいらしたようだ。

 今回この記事を書くにあたって、
 拝読させていただいた、この「おんなVSをんな」について書かれた何点かのblog。
 その中で、心に残ったのが「働くペンギン」のちゃいさんの次の記事だった。
 「女の敵は女?その1」
 「女の敵は女?その2」
 これを読んで、女の敵は女=自分、自分も誰かの敵になり得るという視点をもったちゃいさんに敬意を表します。
 そして、
 このようにちゃいさんが考えるきっかけとなった
 「おんなVSをんな」というコーナーの可能性を
 もう少し大きく考えてみたいと思った私。

 曰く、
 「女の敵は女」ではなく、
 「貴女の敵になりうる私」。
 こんな視点で改めて
 今週の新しい記事を読んでみたいものである。

 そんなわけで、
 次回の記事が
 ちょっと楽しみになった。

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コメント

ちゃいさん、
連休ネットから離れていたため、レスが遅くなりまして申し訳ありませんでした。
改めまして、拙文への暖かいコメントとトラックバックをありがとうございます。私の意見にも共感していただいたこと、本当にうれしく思います。
私もまた遊びに行きたいと思っておりますので、こちらこそよろしくお願いいたします。

投稿: ぞふぃ | 2005/09/25 11:52

私のブログへのコメントとTBをどうもありがとうございました。
そちらにも書いたのですが、ぞふぃさんの意見にも納得させられました。
こちらにもまた遊びに来ますので、宜しくお願いします。

投稿: ちゃい | 2005/09/23 14:26

涼さん、早速の反応ありがとうございました。
いつもながらフットワークが良いですね。
涼さんらしいなぁなんて微笑ましく思いました。
子育て・少子化問題についての記事、楽しみにしております。
気長にお待ちしていますね。

投稿: ぞふぃ | 2005/09/22 18:07

こんにちは、涼です。

一足先に、ちゃいさんのところへお邪魔してコメントを書いてきました。
いいブログを紹介していただき、ありがとうございました。
子育て・少子化については、つれあいともよく話し合っております。

いつか記事にすることもあるかもしれません。

投稿: | 2005/09/22 17:45

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» 女の敵は女? その2 [働くペンギン]
私のつわりもおさまりつつあるので、たまに頑張ってブログを更新するので、懲りずに遊 [続きを読む]

受信: 2005/09/23 14:16

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