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2006/06/14

我がお隣さん

 昨日もテレビでサッカーを観てしまった。
 同じクループのブラジルVSクロアチア戦のほうではなく、
 その、韓国VSトーゴのほうを、少し・・・

 結果はご存知のとおり韓国の2-1の逆転勝利。
 で、多くの人が思うように、
 「韓国はいいなあ」といううらやみの念を抑えきれないのである。

 仮にこれがイランやサウジだったとしても
 このような気分にはならないことだろう。
 前大会共同開催した相棒、
 そしてそこでベスト4という快挙を成し遂げた韓国だからこそ
 「またも差をつけられちゃうかもしれない」
 という漠然とした焦りを感じるのだ。


 韓国、不思議なお隣さんである。
 決して「なかよしこよし」の関係ではない。
 それでも
 お互いを意識する度合いは相当高いように思えるのだがどうだろう。
 私にはこの国に関する知識はほとんどなく、
 知人もない。
 だから単なるイメージでものを言っているにすぎないのだが

 きっと日本という国が
 この先どんなふうになっていこうとも、
 (例えば今よりも衰退してしまったとしても)

 最後まで
 良くも悪くも関心を持ち続けてくれるのは
 アメリカでも中国でもなく
 この国の人たちなのではないか

 寂しげなその背中に
 かつての威勢のよく
 あの憎らしいまでにふてぶてしい姿を重ねて
 何かを感じてくれるのではないか

 と、そんなことを考えた。

 
 だって
 このふたつの国を繋いでいるのは、
 利害関係以上のものであることは明白なのだから。
 (たとえそれが恩讐であったとしても、だ)


 いや隣の国同士というものはすべからくこんなものなのかもしれないのだが・・・

 テレビ画面いっぱいの
 歓喜に湧く
 韓国代表選手と韓国サポーターを観ながら

 遠くて近く、近くて遠い
 「我がお隣さん」に対して
 私は
 そんな複雑な思いを
 馳せていたのであります。

―甘ちゃん、なんですかね(汗)

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コメント

Bachさん、
ご丁寧に痛み入ります。
また、再度の書き込みをありがとうございました。

投稿: ぞふぃ | 2006/06/17 21:58

ぞふぃさんへ
やはり,一石を投じた感ですかぁ・・。ぞふぃさんの心に波紋を残してしまったのですね。不本意ながら申し訳ない気持ちで一杯です。気分にそぐわないコメントと思われましたら,どうか遠慮無く削除して下さいませ。

>ごめんなさい、私は何ともいえない嫌悪感を感じたのです。

>私にはこの国に関する知識はほとんどなく、知人もない。だから単なるイメージでものを言っているにすぎないのだが

韓国人の作家呉善花(オ・ソンファ)さんや,金完燮(キム・ワンソプ)さんの著書を読むと,彼らが抱えている自国に対する切なさが分かります。呉善花さんは自国へ帰らない覚悟で,その胸の内を書いておられます。
敢えて申しますが,感情的,情緒的な気分で異民族や他国を論じてはいけないと思います。
それが昂じたものが中国や韓国の反日デモです。
私達(敢えて日本の若者と同列に置けば)が同様に声高に叫べば,混迷は裂けがたいものになりましょう。感情的民族主義の衝突を人類はどれほど重ねてきたことでしょうか。最近でもボスニアとヘルチェゴビナでの悲惨さは目に余るものがありました。
今は,表面的な友好でお茶を濁す時ではなく,相互にお互いのバックボーンをしっかり議論し合うべきです。日本は慇懃を重ねてきたと思います。あくまでも譲歩を重ねてきたのは敗戦国という立場の日本だと思います。
敢えて一石を投じるように欧米の韓国評を述べましたのは,世界の目もそう見ているようだと,客観的に見て欲しかったからです。

あまり深入りすることは致しません。是非この機会に,フィーリングではなく,現実に若者達(彼らを嫌韓厨[けんかんちゅう]と呼ぶようですが)が何をそんなに問題にしているんだろうと思って調べてみて下さい。

貴方の気分を害するつもりはありませんので悪しからず。

在日の友人,教え子を持つBachでした。

投稿: Bach | 2006/06/17 16:40

Bachさん、お久しぶりです。
コメント、どうもありがとうございました。

うーん、拝読致しまして、正直な話一体どういう反応をしたらいいのか考えてしまいました。特に、

>残念ながら,韓国に対する感情は,日本人が想像する以上に欧米においては悪いようです。

という言葉に対してです。
ごめんなさい、私は何ともいえない嫌悪感を感じたのです。
それが何に対してなのか、多分Bachさんならお分かりのことと思います。

投稿: ぞふぃ | 2006/06/16 17:22

お久し振りです。
微妙なテーマを取り上げられましたね。ある日,J.S.Bachが妻のアンナ・マグダレーナ・バッハに「不協和音は近い音ほど強いものだ」と言ったことがあるそうです。これは夫婦和合についての話だったのですが,隣国どうしもそうかも知れません。
日本には,在日という不思議な存在がいます。同和・部落などと同じように,口の端に出すことをためらわせてきた言葉です。つまりは,建て前と本音が乖離している代表的な言葉ということですね。それを,いつぞやぞふぃーさんが話題にされてました匿名性のネットが本音を表面化させるようになりました。建前の反動からでしょうか,それとも歪曲歴史を押しつけようとする韓国政府の言動に対してでしょうか,はたまた,横田めぐみさんに代表される主権国家の侵害に対する怒りからでしょうか,最近の若者達の反朝鮮半島感情は驚くほどにふくれあがっています。これについては「あなたは韓国をどう思いますか?」調査結果http://www.yoronchousa.net/webapp/vote/result/?id_research=53をご覧下さい。
これを客観的に語ろうとするだけでも長くなりますので,今回は,今話題のサッカーについての次の引用を提供するに留め起きます。

「日本は、ボン市民の大歓迎を受けて、何日も前からボンでキャンプを行っているが、南朝鮮は、キャンプは断固拒否され宿泊のみ、ようやくケルンが渋々呑んだ。宿泊はケルン(ドイツ)、キャンプはグラスゴー(イギリス・スコットランド)という参加国中唯一の奇妙な形態をとる形となった。韓国代表チームのドイツ国内の拠点に立候補した都市がゼロ。韓国側から申し込んでもすべて拒否。FIFAに泣きついてやっと決まったが、大会開催中の宿泊のみでキャンプはドイツ国外。親善試合も相手がいない。直前の対戦相手も難航。」残念ながら,韓国に対する感情は,日本人が想像する以上に欧米においては悪いようです。

投稿: Bach | 2006/06/16 14:54

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