「親睦会」に思うこと
親睦会ってものがありますね。
仕事や学校など何かの縁で一緒になった人々が
親睦を深めるために行われるもの。
食事会やお茶会、酒宴なんかも企画される、アレです。
先ほども言いましたが、
その目的は、
親睦を深めるために他ならないんでしょうが、
どうなんでしょう、
そういうものに参加して親睦が深まったって方、
どれぐらいの割合でいらっしゃるんでしょうかね。
私が社交的な人間ではないからなのかもしれませんが、
どうもあの手の親睦会ってのは苦手でして・・・
むしろああいう会を催してもらうよりも
何かの仕事を与えられてそれをグループでやり遂げる、
なんてほうがよっぽど
その仲間たちと打ちとけやすい気がしてしまうんですよね・・・
御存知のとおり、
共通の目標や障害は連帯感を生みますし、
何かを成し遂げる達成感を共有するのは
一人で仕事をやり遂げるより遥かに気持ちのよいものですから。
だけど、
そういうものもまだなく、
ただ同じ枠組みに入ったのだから
「さあ仲良くしましょう、まずは一緒にご飯でも・・・」なんて
ちょっとムリある設定じゃないですか。
思うに、
親睦会っていうものは
初めに「見知らぬ同士の親睦を深める」という目的ありきではなくて
何かで親しくなり始めた人同士が
「更なる親睦を深めたい」という意思の元
初めて意義あるものとなるのではないかと思うのです。
だから
「参加しないと仲間に入れない!」なんて危機感に追い詰められて参加したころで、
なかなかつらいものがあるのも仕方がないことなのかもしれません。
そんなことにも気づかず、
義務感や焦燥感から随分この手の会に参加し、
その度に不毛なる結果を招いてきた私ですが、
遅まきながらようやく件の法則に気づいたところなのです。
という訳で、
これからは自分の心に正直に、
「気の進まぬ親睦会には堂々と欠席を申しこみたい」
と思っているのですよ・・・
(といいながら、
仕事やら予定やらを言い訳に使いまくるその姿勢は
極めて姑息以外の何物でもないのですけど、ね。)
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