小窓の映像
バラエティーなどにて、
多くの番組が
VTRを流しているとき画面隅に出す
スタジオ出演者の表情を載せた小窓の映像・・・
・・・
すみません、
アレは、
どうしても必要なモノなのでしょうか?
どうも私にはその辺がよくわからないのです。
アレを喜んで観ている人が
アレをうっとうしいと思っている人より多いとはどうしても思えない・・・
それなのに
どうしてあんなふうに出演者たちの表情を映すのでしょうか?
あんなことをされたら
映される側だって真摯な表情も嘘くさく見えて
かえって印象が悪くなるんじゃないですか?
そんなふうに私は思うのですが
その手の番組はちっとも衰退しない。
相変わらず花盛りなわけで、
それは一体何故なのか、いろいろ考えてみたくなったわけなのです。
まず考えられるのは、
一般にはうっとうしくても
熱烈なファンの視聴者には
少しでも自分の好きな出演者の表情が映るのは楽しみだから・・・ということ。
それに、
好きな出演者の露出度が上がることは
その番組への好感度を抱かせるからし・・・
(ここまでくるともはやファンというより身内の感覚ですね)
そして多分、
多く出演者たち自身が
そうやって自分の露出度が上がることを望んでいるんでしょう。
(まあ芸能人なら当然なことですが・・・)
うーん、
ということは結局、
そのVTRの内容よりも
出演する芸能人とその露出のほうを楽しみにしている一部の人のために
あの手の番組は存在しているというわけなのですね。
そしてもちろん、
その一部の人の数でノルマ(視聴率)は果たせるからこそ
可能なのでしょうが。
だから、それが嫌なら観なきゃいいんだよ・・・
アンタみたいな人は最初から勘定に入ってないんだから
どうぞご自由にチャンネルを変えちゃえば?
なるほど、ごもっとも。
そんなに嫌なら観なきゃいい。
わかります。
でも、
なんだかそういう芸能人の力に頼った番組って
どんなもんなんでしょうか?
企画力とか独創性とか地道な取材みたいに
めんどくさいものなんかやってられないよ。
人気のあるタレント連れてくりゃそれで
ある程度の数字が硬いんだからそれでいいんだよ
と、そうおっしゃりたいのかもしれませんが、
なんだか、
作る側としてさ、それでいいの?
なんて、
つまらないこと
ついつい聞いてみたくなっちゃう、私なのです。
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