ナザレのヨセフ
今日偶然知ったのですが
今こんな映画が公開になっているらしいです。
内容としては
イエス・キリストの母マリヤとその夫ヨセフの愛の物語らしい(?)のですが・・・
実のところ
この映画を劇場で鑑賞するとは思っていませんし、
DVD化されてレンタル開始となったとしても
借りるとも思えないのですが、
だけど、
だけど・・・
実は私はこんな映画が出来てくれて
大変嬉しいのです。
なぜかって?
それは私がナザレのヨハネという人に
昔から好意を抱いていたものだから・・・
父なる神と御子イエス、そしてその聖なる母マリヤ
こんな尋常ではない存在たちの中で
だたひとり、
ただの「善き人、正しき人」に過ぎなかった大工ヨセフ。
その彼が何を思い何を苦しみそしてその結果
全て受け入れるという覚悟をすることができたのか・・・
そのさまざまな葛藤に思いを巡らせるにつれ
本当に辛かったのだろうなと思えてならない・・・
ややもすると
聖母マリヤのみがクローズアップされる降誕の物語。
聖母の夫たるヨセフはちょっとしたお人よしとか
ただの信心深いだけ生真面目な人のように、
マリヤの「夫」というよりは「僕」のようにすら、
描かれてしまいがちでもある。
でも私には
きっと彼は男として夫としてマリヤを愛し守る覚悟を決めたのだと、
そう信じたいのです。
そうでなければ、
下賎な言い方ではあるが
多分歴史上最も有名な「寝取られ男」かのように思われている
彼があまりにも浮かばれない・・・
・・・
今日の記事は
ホントの話、
端くれとはいえキリスト教徒としては全くけしからん内容ですけど、
それほど
私はヨセフという人に少なからぬ好意を抱いているのです。
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