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2009/04/15

挽肉といえば……ピンクフロイド

ある休日の晩のこと。

夕飯をつくるのに冷蔵庫から挽肉をを出したとき、
その赤と白の斑模様に
どういうわけだがいつにも増した生々しさを感じたのだ。

なので、
食卓で夕刊を読んでいる夫に声を掛ける。

「ねぇ、
 なんだか挽肉をみると
 ピンクフロイド思い出しちゃうよね……」


とっさに
そんなことを言われた夫は最初こそきょとんとしたが、
すぐに

「ああ、ミンチにされちゃうあれか」

と応える。


ああ、このひとは

挽肉からピンクフロイドへ
何の説明もなくとも
この2つを結び付けてくれるひと、なのだ。

そんなひとだからこそ、
私もなんの躊躇もなくつまらぬ思い付きを
彼に話すことが出来るのだけれど。


……


考えてみるとそんな特別のことではない。
むしろ
世の多くの夫婦って皆そういうものなのだろうが、

私が
自分の幸せを
いちばん噛み締められるのは、

こんなとき、なのである。


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