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2009/10/06

人は何故旅に出るのか

旅に出ていました、
1週間ほど。

1年前からずっと計画していた旅行でした。
ほとんど手配は個人でやり、
わからないことはネット上で尋ねたり、
期待もいっぱい
でも不安もいっぱい……

そんな自称家庭内ツアコンの私と
その他の同行者たち(夫と子供たち)の間には
微妙な、または歴然とした温度差が生まれているのは
旅に出る前から感じていました。
そして、
多分そのせいでさまざまな軋轢がうまれることも
うっすらとは予感もあったのです。


旅はおおむね順調でした。

ほどほどの達成感もあり、
最後のほうはトラブルも発生しましたが、
それもまた許容範囲内の出来事でした。

それでも
最終日に空港に向かうバスの中、
かすかにほっとしている自分がいるのです。
「ああ、もう今晩の食事をどこでとろうか」と悩んだり、
わからない通りの名前に四苦八苦させらたり、
現地のひとのちょっとした不機嫌さに傷ついたり、
そういうことしなくてすむんだなぁ
と思うとね…


旅って不思議です。
そういう不愉快さがあるのも十分わかっていながら
人はまた旅に出る。

どうしてなのでしょう。

多分人が旅に求めているのは
「快適さ」とは別の、それ以上のものなのでしょうね。


この旅で受けた数々の小さな傷。

それらが癒えたころに
旅日記でもHPにUPしようと思います。

お暇な方はお立ち寄りください。


いまどき
家族旅行記なんて流行らないのでしょうけど、
一応自分の中の区切りの一つってことで
ご容赦いただけるとありがたいです。


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