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2011/09/28

初、村上春樹

村上春樹を、初めて読んでみた。
理由は特に無いのだが、
私の好きな文章を書く人に村上春樹ファンがいたので。

図書館で選んだのは「スプートニクの恋人」。
ご多分にもれず、
「スプートニク」という
ソ連の人工衛星の名前に惹かれて選んだものだった。

読み始めてまず、

……失敗した

と思った。


多分村上春樹のファンなら好きで好きでたまらないであろう
その知性的な文体が、鼻についてならない。
知識、薀蓄に溢れ、感受性の豊かさに満ちながら
どこか「斜に構えた」登場人物たちも気に入らなかった。

結果、
まだ前半の1/3ぐらいから
「この本は結局つまらなかった」と確認するためだけに
ページをめくることになる。
だって最後まで読まなければそう公言する権利は失われるから。
そして
それはいかにも癪なことだ。


というわけで
ほとんど速読に近い状態で私はこの本を読了。

最後の最後になって
ようやくこころ惹かれる登場人物(「にんじん」と呼ばれる子供)に出会えたのは
ここまで読んだ御褒美のようなものだったのかもしれない。
だが、それにしても遅すぎた。


読み終わって
アマゾンのレビューに目を通してみる。

……星2つくらいの人の感想に共感。


結論としては

村上作品「読まず嫌い」から
「読んだがやっぱり苦手である」ことを確認した

ということなのだろう。


…………


また、何年か後に
村上春樹を読む日がくるかもしれないが、

(そのときもきっと
また同じように思うのだろうな

でもまた手にしてしまうかもしれない)

そうとも思えるのが
ひょっとしたら村上作品の特徴なのかも。

(あまり認めたくは無いのだが。)

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