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2013/10/31

引退or廃業?

……
またひとつ、旧知のサイトがなくなった…

ブログが花盛りだったころは、
最早「今は昔」の物語。

どんなに楽しいものでもいつかは飽きてくるものだから、
流行り廃りがあるのは仕方のない。


そもそも
どんなサイトであっても永遠に更新し続けるなんてのは
無理な話なのだから、
終わりの日というのは、いつか必ず来るもの…

で、
本日はもしサイトを閉鎖するときがきたら、
どういう終わり方にしようか
という話をしてみよう、と思う。


終わり方にはいくつかパターンがあると思うのだか、
だいたい

①サイト閉鎖の告知をして一定期間を置いて削除
②更新せずにそのまま放置

の2つに分けられると思う。


……

私は断然、
②のパターンだな…


閉鎖の告知をするほどの読者がいるわけでなし、
ひっそりと更新をやめてしまえばいいって感じだ。

そして、多分削除は…しない。

これには
深い意味はなくて、
また書きたい日もくるかもしれないからってだけなのだが。

これは酷く自分勝手なことなのかもしれない。
無駄な領域をネット世界に専有し続けるわけだから。

でも
保持していることが恥ずかしくて恥ずかしくて仕方がないという気分にならない限り、
消すことはできない気がする。

そういう日もいつの日か来るような気もするのだけれど、
とりあえずそんな気分になるまでは現状維持だ。

……


昔、
オリンピックの水泳選手がこんなことを言っていたっけ。

「引退宣言なんて私はしません、
何故そんなことを公言しなければならないんですか?
休みたくなったら休むし、泳ぎたくなったら泳ぐ。
それでいいじゃないですか。」

大会での不本意な成績に無念な想いをにじませたやや攻撃的な口調。
でも
いっていることは至極もっともなことだった。


また、
こんな文章を目にしたことも。

「引退宣言ができるということは幸せなことなんだと思う。
大抵の人がただの『廃業』という形でやめていくのに対し、
その人たちはその廃業が絵になる形になるまでに到達した人たちなのだから」


私の更新終了は、
やっぱり「引退」とはならないな。

辞める時はやっぱり「廃業」……

長い長い休養の末の廃業、って気がします。

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